ロスアンゼルスとは
What is Los Angeles
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 ロスアンゼルスがアメリカ第二番目の大都会であることはほとんどの方がご存知のことでしょう。それ故一番目の大都会ニューヨークを一回り小さくしたような街と漠然と思ってはいませんでしょうか。とんでもない大まちがいなのです。

 ふつうロスアンゼルスと呼ばれるそれはLos Angeles County(ロスアンゼルス郡)全てを指し、その広さは関西地方が、関東平野がすっぽりと納まるほど広いのです。この中に中心になるロスアンゼルス市をはじめ約86の市が存在しています。 サンタ・モニカ、ロングビーチ、パサディナ、と言った街の名前は聞かれたことがあると思いますが、これらはこの郡内の86の市の一つです。
  
 さらにディズニーランドで有名なアナハイム市はこのロスアンゼルス郡の南に接するOrange County(オレンジ郡)にあります。そして東にはサンベルナディーオ郡、リバーサイド郡、北西にはベンチュラ郡等がありこれらを総称してグレーター・ロスアンゼルス(Greater Los Angeles) と呼ばれたりします。

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公共の交通機関が
発達していない。
 ところがアメリカ第2番目の大都市にも関わらずロスアンゼルスは公共の交通機関が日本やアメリカの他の都市と比べて驚くほど発達していません。メトロ(Metro)と云う名前の会社がレールを使ってお客を運ぶ乗り物レッドライン(ダウンタウンとハリウッドを結ぶ)、ブルーライン(ダウンタウンとロングビーチを結ぶ)、グリーンライン(空港とノーウォークを結ぶ)と昨年完成のゴールド・ライン(ダウンタウンとパサディナを結ぶ)と呼ばれる4路線と同名のメトロバス(Metro Bus)を運行しており将来はこれらの交通網でロスアンゼルス全体をカバーしようとの計画がもたれているようですが現時点では市民の足とは言えないのが現状です。

ロスアンゼルスは
車社会


移動手段に車を
想定した街造り

 それでは今現在の市民の足とは何か?そう自家用車です。車がなければ生活出来ない街と言っても過言ではないほどロスアンゼルス生活に車は不可欠です。そして車が移動手段を想定した街作りがなされているのです。それゆえ車のための道路は非常に整備が行き届き一般道路も日本や他のアメリカと都市と比べて広く使いやすいし、Free Way と呼ばれる高速道路もアメリカでいや世界で最も発達した街です。アメリカ人もこのロスアンゼルスの発達した高速道路のことをつかまえて「Free way jangle」 と呼ぶほどです。しかもロスアンゼルスを含む西海岸諸州では特別な場所を除いて料金をとらない、只です。まさに車社会ロスアンゼルスではありますが、残念ながら車社会故にその弊害もあります。そのひとつは朝夕通勤時のラッシュアワーで、その混雑は凄まじいものがあります。

駅がないから
街がない?

世界最大の
田舎?!

 ここで見落としがちなのが、電車がないということは駅がないということなのです。あたりまえのことですが実際にはどうもピンとこないのです。日本の街は駅(ターミナル)を中心に集中発展しています。駅から目的の場所に向かって歩く人、駅に向かって歩く人達が雑踏をつくり街を(街のイメージを)形成します。ところがこの街には駅がありません。ということは中心になる核がないのです。ロスアンゼルスの人々の動きは普通目的の場所の駐車場から目的の場所へ歩くだけとなりますので、街中でも歩く人がほとんどいません。ここで移動のために道路を歩いていると奇妙に映ります。生活必需品たる車を持たないよっぽどの低所得者か老人か、子供、あるいは訳のわからない旅行者と推理され、歩くことが危険に巻き込まれる可能性を増やしてしまいます。事実街中でも歩く人はほとんどいなく都会のイメージをもてません。ですからロスアンゼルスのことを世界最大の田舎などと言ったりいたします。
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旅行者にとって
LAは不便な街

ではレンタカー
でも..

 当然ロスアンゼルスの住民は生活に不可欠な車は持っておりますが、日本からの旅行者にとってはある意味大変不便な街と言えるでしょう。レンタカーを借りれば良いのでしょうが、これも不安なものです。日本での運転経験があれば技術的には問題ありませんが、問題は地理と左ハンドルと右側通行でしょう。地図は大変見やすいので直ぐ理解できるでしょうが、地図を見ながら運転は出来ません。助手席にナビゲター役が必要でしょう。左ハンドル右側通行は交通量の多いところでは車の流れに乗れば問題ないのですが交通量の少ないところではつい日本の染み付いた習慣が出て右折(左折)すると対向車が正面に来ていたといったことが起こります。実は日本人観光者がレンタカーを借り起こす事故の大半はこれに起因しているようです。
 車の運転が趣味で車を運転するのが旅行目的であればレンタカーも良いでしょう。しかし移動手段としてのレンタカーは便利ではありますが、地理や右側通行に気を使いながらの運転はストレスばかりがたまり疲れ果ててしまいます。そして肝心の観光やお買い物どころではなくなってしまうかも知れません。

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最終更新日 : 2008/11/13
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