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レストランに入ってから出るまで
From the time you enter to the time you leave a restaurant 
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 せっかくロスアンゼルスに来たんだから、オシャレな美味しいレストランにも行きたいけれど、言葉の問題もあり、どうも気後れしてしまう」「だからつい無難なホテルのコーヒーショップかファースト・フードで済ませてしまう」といった人は意外なほど多いようです。確かに日本のレストランとは勝手の違う面もあり億劫になる気持ちはわかりますが、ここはやっぱり挑戦していただきたいと思います。そこでここではレストランに入って出るまでを順序にそって説明してまいります。

服装  入店  注文1  注文2  食事  注文3 会計  最後に

服装 ロスアンゼルスはカジュアルな街ですので、レストランでドレスコード(服装制限)を持っているところは殆どありません。ただしそれなりのレストランの場合やはりお客はそれなりの服装の人が多く、ジーパンにTシャツで断わられることはなかったとしても店内で浮いてしまい居心地悪いものになってしまうでしょう。せっかくオシャレなレストランに行くのですから思いっきりオシャレしてとはいかないまでも男性ならジャケット、女性ならワンピースくらいは必要でしょう。これで十分です。

入店  近頃は日本でもそうですが、店に入るとそこにはホスト(女性ならホステス)と呼ばれる案内係りがおりそこで予約の確認、何名様かなどを尋ねられます。予約してあれば何時に予約してある○○と言えば良いし、予約してないのなら「We don't have a reservation but party of two for ○○」くらいを言えばもし席があれば「OK this way please」と席まで案内してくれます。空き席があるからといって勝手にテーブルにつくことは出来ません。この時店内のあの席が良いなと思ったら遠慮なく言いましょう。「I would like to that table」そのテーブルに予約が入っていたりしなければそのテーブルに案内してもらえるはずです。テーブルまで案内したホストはメニューを手渡し「Enjoy your dinner」(お楽しみください)と言い行ってしまいます。

注文1
(飲み物)

テーブルで待っているとウェイター(女性ならウェイトレス)がやってきて先ず飲み物の注文を聞きます。超高級レストランの場合この飲み物専門の注文係り(カクテル・ウェイトレス)がいる場合もあります。そこでお好きな飲み物を注文すればいいのですが、普通飲み物用メニューはないことが多いので困ってしまうかもしれません。基本的には日本のホテルのバーに入ったと思えばよいのです。ワイン、ウィスキー、ブランデー、カクテル何でもあります。近頃では日本酒も置いてあるレストランもあるようですが、普通はありません。因みにロスアンゼルスで最も人気のカクテルは「マルガリータ」。テキーラをホワイトキュラソーで割ったもの。スノースタイルと言ってカクテルグラスの縁に塩をまぶして提供します。結構アルコール度の強いカクテルですが、さっぱり系で女性でも飲みやすいカクテルです。お酒を飲めない人の場合ミネラル・ウォーターでもいいですがアイスティーがポピュラーです。ウーロン茶はありません。飲み物の注文を取るといったんウェイターは(料理の注文は取らずに)引き下がります。この時点で料理も決定していれば注文してもかまいませんが、普通ここでは飲み物だけの注文を受け、その間にゆっくり時間を掛けて料理を選んでくださいというレストラン側の配慮があるのです。


注文2
(料理)
さていよいよ料理の注文です。メニューにはSoups(スープ)、Salads(サラダ)、Seafood(魚介類)、Meats(肉料理)、(デザート)Desert と食事の順序に従って書かれていますのでその項目から一つずつ選べばよいでしょう。ただし驚くほど量が多いですから項目全てを選ぶとまず食べられないでしょう。 サラダと肉料理にデザートもしくはスープと魚介類にデザートでも多いかも知れません。(料理方法、食材の種類などレストランで知っておくと便利なレストラン用語参照)

 こうしたアラカルトでの注文でもよいですが、メインディッシュを選ぶとスープもしくはサラダそしてパンとコーヒーもしくはティーがセット化されたコース(定食)メニューを大抵もっていますので、こちらの方が注文も面倒でないし量的にも手頃(それでも多い)なのでお薦めかもしれません。メニューの中央あたりに囲みで書かれていることが多い。ここでは一応ステーキディナーのコースを選んだと想定して進めてまいります。

 ステーキにも大きく分けて2種類、フィレ(Filet Mignon)とサーロイン(Sirloin)がありますのでまずどちらかを選びます。次にサラダかスープを選びます。メインの後のデザートはもし選択があったとしても(アイスクリームかチーズケーキ)ここでは注文せずメインディッシュの後になります。ここまで注文できれば80%は完了とお考えかもしれませんが実はここからがけっこう面倒なのです。

 次にウェイターはもしサラダを選んでいれば「What kind of dressing would you like?」と聞いてきます。こうして英語で書くと何の種類のドレッシングをお好みですか?と聞いているのはお分かりかと思いますが、まさかドレッシングの種類を聞いてくるとは思ってもいなかった場合「エッ!」となってしまい戸惑ってしまうでしょう。ではドレッシングにどんな種類があるのか、代表的なものを3つ上げておきましょう。1. Thousand Island (サザンアイランド:マヨネーズとケチャップベース)2. Italian(イタリアン:これが日本で最もポピュラーなフレンチドレッシングに近い)3. Blue Cheese (ブルーチーズ:独特の臭みがあり通好み)。フレンチドレッシング もありますが日本それとは異なりピンク色をしたとろみがあります。イタリアンが無難でしょう。

 今度は「What kind of potato would you like?」と聞いてきます。どんな種類のお芋がいいですか?ジャガイモかサツマイモかサトイモかを聞いているのではありません。ジャガイモの料理法を聞いているのです。代表的なものをあげると1. Baked potato (ベークドポテト:オーブンで丸ごと焼いたもの)2. French fries(フレンチフライ:マクドナルドにもあるあのフライドポテト)3  . Fried potato(フライドポテト:フレンチフライのように油で揚げるのではなくフライパンで炒めたもの)4.Mashed potato(マッシュポテト)等です。

 そしてこれは日本でも同じですが「How would you like your steak?」と焼き方を聞いてきます。そうRare(生焼け) Medium(中くらい) Well Done(十分焼く) となります。ただ日本と比べるとアメリカの方がよく焼くようで日本でMediumで召し上がっているのならMedium Rareを頼むとよいと思います。


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食事  やっと食事が始まりました。サラダから順番に出てまいります。お腹が空いていると早く食べたいとおもうものですが、これが日本と比べるとどうも遅く感じるでしょう。そうアメリカでのディナーは単に夕食を取るのではなくディナーの時間を楽しむことに重点がおかれていますから、もし次から次へと料理を早くサービスするとクレームになるのです。ですから日本の方にとってはずいぶん遅いと思われるでしょう。それと食事中一度は必ずウェイターは「How is everything ?」(いかがですか?)とたずねてくるでしょう。良ければ「Good」、「Fine」もっと良ければ「Great」さらに「Wonderful」などと答えてあげて下さい。ところが実はこれは後のチップの大事な布石になっているのです。(もしチップを忘れたり、額が少なかったら、あの時「Good」と言ったのにと文句を言ってくる場合があります)

注文3
デザート
 メインディシュが終わったらウェイターが今度はデザートの注文を取りにまいります。セットメニューの場合デザートはせいぜい2〜3品からの選択ですので「Icecream」や「Chese Cake」といったところでしょうか。

会計  さあいよいよお会計です。デザートが終わったら担当のウェイターに「Check Please」と言えば勘定書をトレイに乗せてもってまいります。料金はメニューに記載されている料金明細にTAX(消費税ロスアンゼルスの場合8%)を加算した合計が記されているはずです。現金で払う場合は勘定書の上に現金を乗せておいてください。ウェイターはそれを会計にもって行きおつりとレシートを持ってまいります。ここでチップが必要になります。チップの相場は15%ですからTAXの倍と考えれば計算しやすいでしょう。おつりだけでは足りなければ更に15%相当になるまで足して置きます。おつり全てでは多すぎる場合は15%相当を残し、残りは取ってください。

 クレジットカードで支払いの場合は勘定書を乗せたトレイの上にクレジットカードを置きます。そうするとウェイターはクレジットカード用伝票とレシートをもって参ります。クレジットカード伝票には合計金額が記載されておりその下に空欄が3つあります。直ぐ下にTipsもしくはGratuities(どちらもチップの意味)とあり、その下にGrand Total(総合計)とあります。そこにそれぞれ金額を書き込み、最後の空欄にサインをし2枚綴りのレシート(大抵黄色)を取って完了となります。チップ欄だけ書き込めば足し算は向こうがやるだろうと思ってはいけません。チップ料金を増やされ合計も増やして記入されてもサインがあれば支払うしかありません。くれぐれもご注意を。そうです会計はテーブルで全て完了するのです。一流レストランの場合キャッシャーへ出向いて支払うことはありません。又キャッシャーそのものがありません。


最後に  結構長いものになってしまった説明をここまで読んでいただきありがとうございます。これではかえってレストランに行きたくなくなるのではとの声も聞こえてきそうですが、一度試すと直ぐ慣れて二度目はもう平気。是非頑張って下さい。そして素敵なディナーを。

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最終更新日 : 2007/08/21
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