La Jolla (ラ・ホヤ)
サンディエゴ市北部の海沿いに広がるこの街は、全米でも屈指の高級住宅地。そして高級リゾート地でもある。オシャレなラホヤの中心地、ラ・ホヤ・ビレッジの裏には海岸が広がる。ここには野生のアザラシをはじめペリカン、海鵜などが生息している。
Mission Bay Park (ミッション・ベイ・パーク)
1960年代にサンディエゴ川河口にある湿地帯を海浜公園にしようという計画がおこり、1860ヘクタールに及ぶ広大な公園の開発が始められました。海から水路を引き、砂浜を作り、島も造成と云った工事を行い現在のミッションベイパークが生まれたのです。ここはサンディエゴの海洋レジャー基地の一つの中心地でパーク内にはカタマラン、ヨット、ジェットスキー、カヌー、ウインド・サーフィン等が楽しめる施設の他ホテル、レストランもあります。近年人気の高まっている海の遊園地シーワールドもこの中にあります。
Point Loma (ラマ岬)
ここはサンディエゴ湾を一望に見下ろせる場所で、湾沿いに広がるサンディエゴダウンタウンの高層ビルや湾内に浮かぶコロナド島、さらに南に目を向ければメキシコの山々の稜線も望むことが出来ます。海の青さと南カリフォルニアの空の青さ、まばゆい太陽の光、真夏といえども冷たく乾燥した海風、この爽やかさと素晴らしい景色の二重奏は見る人の心まで癒してしまいます。
ここにはサンディエゴを発見した探検家ワン・ロドリゲス・ガブリヨの像がありその記念公園に指定されています。その他1855年に造られた今は使われていない灯台も記念館として保存されています。
仮にサンディエゴで一ヶ所しか訪れられないとしたら間違いなくここをお勧めいたします。
Mission San Diego De Alcala(アルカラ伝道院)
ミッション・サンディエゴ・アルカラ伝道院は18世紀の中頃(1769)、カリフォルニアに最初の伝道院を設立したユニペロ・セラ神父により建設された。神父は最初小さなチャペルを要塞の中に建てたが、立地条件が悪く多くの人達を養うに足りる作物や水が不足し活動の障害になった。そのため伝道院は更に6マイル東の平坦で水にも便利な土地に移された。その後、始めのチャペルは建て直され、今、博物館になっている。
Old Town (オールド・タウン)
ここは昔、セラ神父がカリフォルニアで初めての伝道院をつくり、スペイン軍の要塞も置かれていた、いわばサンディエゴ発祥の地です。現在はアメリカ開拓時代の建物やメイキシコ風の建物など、昔の町並みを再現した公園になっていてちょっとお洒落なメキシコ人街の雰囲気です。
Seaport Village (シーポート・ヴィレッジ)
かつての倉庫街を再開発の一環で誕生した海浜公園のようなショッピング・エリア。サンディエゴ湾沿いに位置しダウンタウン、コンベンション・センターまでも徒歩の距離にありながら海に目を向けるとレジャー・ヨットが行き交い、その向こうにはコロナド島に原子力空母が泊っているのもみえる不思議な空間。中には洒落たお土産物屋にアート・ギャラリー、4つのダイニング・レストラン、ファーストフード店が点在し観光地でもありダウンタウンのビジネスマン達の憩いの場所でもあります。
Coronado Island (コロナド島)
サンディエゴ湾内を大きく占める島。実は南に細長く陸地は続いており実際は半島になります。その北西半分は海軍の基地であり東南半分は民間地域でもあります。かつてはフェリーで渡るか、南から遠く回り込んで行くしかなかったのですがコロナド・ブリッジの完成で今や都心となりました。この民間地域は古くからの高級リゾート地でしっとりと落ち着いた古い町並みが続いています。
Hotel Del Coronado (コロナド・ホテル)
このコロナド島中に、現存するアメリカ最大の木造建築である現役のホテル、ホテル・デル・コロナードがあります。1888 年にエリシャ・バブコックとエイチ・エル・ストーリーによって建設され、それ以来南カリフォルニアを代表する伝統と格式のリゾート・ホテルとしてその名を馳せています。歴代のアメリカ大統領も多く訪れ、最近ではクリントン大統領もホテルの客となっています。このホテル内にあるメイン・ダイニング「クラウン・ル−ム」には多くの大統領が演説した演壇があり歴史を感じさせてくれます。テニスコートやプールのある裏庭に続いて白い砂浜の広がるプライベート・ビーチは正にリッチな気分に浸らせてくれます。
Balboa Park (バルボア公園)
1915年にパナマ運河の完成を祝ったパナマ・カリフォルニア博覧会、1935年にカリフォルニア・太平洋博覧会の会場であった跡地を公園として保存した大公園。この中には動物園、植物園をはじめ多くの博物館が点在しています。この公園の最大の特徴は広場や遊歩道と云った自然を取り入れた部分にまして圧倒されるようなスペイン植民地風の素晴らしく飾り立てられた多くの建物(博物館等)があることでしょうか。
Star of India(スター・オブ・インディア)
これは世界で最も古い現役の帆船なのです。この船は1863年、イギリスのマン島のドックで建造されました。当時はまだほとんどが木造船の時代でしたが、しかしこの船は、先進的な考えから鋼鉄帆船として建造されたのです。最初はユターピ(ギリシャ神話のゼウスの娘の一人)と命名されインド・ヨーロッパ航路で活躍、その後アメリカに売られ「スター・オブ・インディア」と改名されました。
1900年代に入るとそれまでの帆船は急速に蒸気船に取って変わられるようになりこの船も解体の寸前でした。ところが幸運なことに鋼鉄船が幸いしスクラップとしてサンディエゴの買い手の元に曳航されて来たのです。しかし解体されること無くそのまま放置されていたのですが、市民から保護運動が起こり1976年に完全修復され蘇りました。1977年のアメリカ建国200年際の年には世界中から帆船が招かれ(日本からも練習船日本丸が参加)この船も堂々とその美しさを誇示して参加しました。現在は隣にある蒸気汽船「バークレー号」と並び博物館としてここサンディエゴ湾に面したダウンタウンに繋留されています。
Midway Museum (ミッドウェイ博物館)
第二次世界大戦後期から参戦し、その後の朝鮮戦争、ベトナム戦争と戦歴を重ねてきたアメリカ海軍の航空母艦ミッドウェイ。第七艦隊に所属しており母港は横須賀だったから日本人にもなじみが深いはず。2004年よりここサンディエゴで博物館として一般公開されている。9億円の改装費を投じ中にはアメリカ海軍が実際に使っていた飛行機を始め多くのものが展示されており興味深い。