電話のかけ方
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電話のかけ方は日本に比べて信じられないくらい複雑で不便です。
長くなってしまいますが下記の3つに分けて説明してまいります。
<ホテルからの電話のかけ方>    <公衆電話のかけ方>      <国際電話のかけ方>

<ホテルからの電話のかけ方>

 ホテルからの外線電話のかけ方は、そのホテルの電話のシステムによっても多少異なりますが、基本的には最初に指定された1ケタの番号をダイヤルすることにより(日本の場合は「0」が一般的)通常の電話と同じように外線通話をかけられる状態になるのが一般的です。ただその1ケタの番号が1つだけではなくLOCAL CALL(市内)は何番、LONG DISTANCE(市外、国際電話)は何番とゆうように分かれている事が多いので要注意です。何が何番かは普通電話器の周辺に表示されています。ロスアンゼルスでは「9」が市内、「8」が市外であるのが一般的です。外線通話ができる状態になったら、市内通話(同一市外局番内)であれば市外局番(ロスアンゼルスの場合は「213」)を除いた7ケタの番号をそのままダイヤルすればよい。市外通話の場合は市外局番の前さらに「1」を加えて10ケタの番号の頭にダイヤルします。

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例:8−1−XXX−XXX−XXXX

 日本への国際電話の場合は国際通話の意味である「011」をダイヤルしたあとに日本の国番号「81」を続けてダイヤルし、あとは日本国内の市外局番も含めた相手先の番号から最初の「0」を取り除いたすべての番号をそのまま続けてダイヤルします。
例:8−011−81−XXX−XXX−XXXX
 またアメリカ国内の着信者払いのいわゆる「800」で始まるフリーダイヤル(アメリカではTOOL FREEと言う)はLONG DISTANCE番号を先ず押し「800」の頭に「1」をつけ加えてからダイヤルします。 
例:8−1−800−XXXX

ホテルにとって電話料金電話回線使用料は大きな収益のひとつです。

 なお、ホテルの客室内からの外線通話は通常の電話料金以外にホテル側の手数料も加算されることが多くあります。また本来は無料のはずの「800番フリーダイヤル通話」にも$1.00〜$2.50ほどの手数料が加算されることが少なくありません。チェックアウトの際無料と思っていた電話料金を請求された場合はこのホテル側の手数料です。

参考までに電話で自分の名前のスペリングなどを相手に伝える際、聞き間違いのないように他の単語の頭文字にたとえることがありますが、この際、日本では「トーキョーのT」とかいうように地名を使うことが多ようですがアメリカでは「T as in Tom」とか「M like Mary」というように普通は人名を使います。以下がアメリカにおける各アルファベットの一般的な表現方法です。もちろんこれらはあくまでも一般論であって厳格なルールがあるわけではありません。

A:Apple, B:Boy, C:Charlie, D:David,E:Edward, F:Frank, G:George, H:Henry,I:Issac, J:Jack, K:Kite, L:Larry, M:Mary,N:Nancy, O:OK, P:Peter, Q:Queen,R:Robert, S:Sam, T:Tom, U:Uncle, V:Victor,W:William, X:X-Ray, Y:Yellow,Z:Zebra

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<公衆電話のかけ方>
 アメリカにはいろいろな電話会社が存在するため電話機のスタイルもさまざまです。それでも基本的なかけ方は同じなのでしっかりと覚えておきましょう。しかし日本に比べると公衆電話のかけ方は信じられないくらい複雑で不便です。

 まず市内通話の場合から説明すると、受話器を取り最低料金(50セントが多いが都市により異なる)を投入します。そしてダイヤルだが市内通話(同一市外局番内)の場合は市外局番をダイヤルする必要はありません。たとえばロスアンゼルス市内(中心地)からロスアンゼルス市内(中心地)のどこかへ電話をかける場合、213 はダイヤルしません。したがって213 を除いた残りの 7桁の局番と番号をダイヤルすることになります。
 
 次に長距離通話の場合ですが、受話器を取り最低料金を投入します。ここまでは市内通話と同じですが、先ず「1」をダイヤルしつづいて市外局番、局番、番号とダイヤルします。そうするとコンピューターの声で「3分間いくらです。」というアナウンスが流れます。それを聞いてあらためてその金額以上を投入します。最初に投入した最低料金は戻ってきますので再利用できます。要するにコンピューターの声で「3分間いくらです。」というアナウンスを聞きその金額以上投入しないと電話はつながりません。適当に多めに投入しても電話はつながらないのでです。これが日本の方には信じがたい。金額は距離にもよるが最低でも $2〜$3 分のコインを用意しておく必要があるでしょう。

 800 で始まる着信者払いのフリーダイヤル(アメリカではTOOL FREEと言う)の場合も頭に 「1」 を付け加えてからダイヤルします。ほとんどの電話機はコインを入れる必要はありませんが、最低料金を先に投入しないとつながらない電話機もまれに存在します。最低料金を先に投入した場合は、投入したコインは通話終了後、もしくは回線がつながった瞬間に戻ってきます。

 一般にアメリカでは公衆電話からの通話料金は家庭からの通話に比べてべらぼうに高いです。これは電話局側にとって、家庭からの通話に比べコイン回収の手間や保守管理のための経費がかかるためですが、とにかく公衆電話を利用する際は事前にコインをたくさん用意しておく必要があります。

 このようなアメリカの電話事情を知ると、日本からやって来る多くの方達は、そんなにコインが必要ならばなぜ日本のようにテレホンカード制にしないのか?」との疑問を持つようです。実は大多数のアメリカ人はコインなど使わずに公衆電話を利用しています。各自が公衆電話利用のためのあと払いカード暗証番号」を持っているのです。通話の際、コイン投入の代わりにその暗証番号をダイヤルして利用すれば、その料金は毎月家庭の電話代の請求に上乗せされてくるシステムになっているのです。

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<国際電話のかけ方>

 日本への国際電話は、ホテルの部屋からかける場合はまず外線へ発信できるような状態にしてから(ホテルからの電話のかけ方参照)国際通話の意味である「011」をダイヤルし、さらにそのあとに日本の国番号「81」、そして日本国内の市外局番も含めた相手先の電話番号から最初の「0」を取り除いた残りのすべての番号をそのまま続けてダイヤルします。

 公衆電話からかける場合も同様な方法で可能ですが、大量のコインの持ち合わせがない限りコレクトコール(着信者払い)になってしまいます。家族にかける場合はコレクトコールでもよいでしょうが、得意先などにかける場合はそうもいかないだでしょう。そんなときに大変便利なのが日本のIDCやKDDが行っているクレジットカードなどによる特別な国際電話サービスです。以下に紹介するこれらのサービスは、ただ単に便利というだけでなく、緊急時にも役立つばかりか、料金的にもホテルからの国際電話よりも圧倒的に安いのでぜひ覚えておきたい情報のひとつです。

★★ IDC ★★
 日本のIDC国際デジタル通信社がやっている「IDCジャパンストレート」というサービスは、公衆電話からでもホテルの電話からでも、
   1-800-374-0120
をダイヤルするだけで日本に国際電話をかけることができます。日本人オペレーターが出るのでクレジットカード番号と相手先の電話番号を伝えればすぐにつないでくれます。ちなみに料金最初の1分が900円、それ以降の1分が380円。

 また、オペレーターを通さないで日本語の録音指示に従って自分でダイヤルを操作する割安タイプの通話もあります。それもホテルや公衆電話から 1-800-903-0080 をダイヤルするだけでOKです。あとは録音指示に従ってクレジットカード番号などを入力します。料金は最初の1分が170円、それ以降の1分が90円となっています(ただしこの料金は日本時間が深夜の場合)。

★★ KDD ★★
 KDDも同様なサービスを提供しています。「スーパージャパンダイレクト」サービスがそれで、日本発行のクレジットカードがあればプッシュホンを使ってどこからでもかけることができます(もちろん公衆電話からでもOK)。

1-800-433-0081

をダイヤルし、日本語ガイダンスに従ってカード番号、カードの暗証番号、相手先電話番号をプッシュボタンで押せば、直接日本へ電話がかけられるシステムです。料金体系が6秒刻みのダイヤル通話料金となっているため、断然有利なサービスとなっています。料金は、最初の1分までが6秒毎に24円、1分経過後は6秒毎に12円。従って、3分話した場合は480円、5分話しても720円ですみます。さらに日本時間が夜間、休日の場合(月−金は19時から23時、土日および祝日は8時から23時)だと20%、また深夜(毎日23時から8時)だと40%割引になります。 「スーパージャパンダイレクト」サービスで利用可能なカードは、KDDハローカードの他、日本で発行されたVISAカード、MasterCard、JCBカード、その他ほとんどのクレジットカードが使用できます。
 また、プリペイドカードの「KDDスーパージャパンダイレクトカード」も大変便利です。かけ方はまったく同じで、1000円、3000円、5000円の3種があり、それぞれに50円、200円、350円のプレミアムが付いているのでさらに経済的でし。しかもカード残額がなくなるまで何度も使用でき、もし使い切れなかった場合でも日本を始め世界30ヶ国以上からいつでも使用できます。残高と通話可能分数は電話をかける都度日本語でアナウンスされるので安心だ。KDDの各営業所や旅行代理店で買うことができます。 問い合わせは局番無しの0057(KDDオペレータ)まで。

 なお、クレジットカードを利用する際は、他人にカード番号が見えたり聞こえたりしないように注意する必要があります。特にアメリカではこうした犯罪が多発しており、思わぬところでカード番号が盗まれ被害を被ることもあり得るので十分警戒して下さい。ビットコインで出入金できる日本語対応オンラインカジノは日に日に増加しており、ビットコイン(Bitcoin)の存在がオンラインの領域においても、存在感を増すにつれ、たくさんのオンラインカジノが、このデジタル化された通貨を支払いオプションとして採用しはじめています。
 アメリカで料金、かけ方の他、何か国際電話のことでわからないことがあればKDDアメリカに日本語で問い合わせができます。
アメリカ国内フリーダイヤル 1-800-888-5332(1-800-888-KDDA)

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最終更新日 : 2008/01/20
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